何をしても治らない、何度もくり返す… ひどい背中ニキビの原因とは?

背中のニキビが治らない、悪化して痛みあるという経験はありませんか? 
背中は自分で状態を確認しづらいうえ、お手入れが難しい部位のため、ニキビを放置して重症化してしまったというケースもめずらしくありません。
背中ニキビをくり返したり悪化したりすると、色素沈着によって肌が黒ずんだり、凹凸のあるニキビ跡(クレーター)が残ったりすることもあります。
今回は背中ニキビがひどくなる原因と、銀座よしえクリニックの治療メニューをご紹介します。

なぜひどくなる? 背中ニキビの原因について

背中ニキビができやすい方は、皮脂分泌が盛んで毛穴が詰まりやすい体質である場合が多く、その他にもホルモンバランスの崩れやストレス、脂っこいものが中心の食生活、湿気や乾燥などが原因として挙げられます。

背中にニキビがくり返しできるという方は、以下のセルフチェックをしてみてください。
いずれも背中ニキビが重症化する原因になります。

  • 体の汗や汚れなどを落とさずに寝てしまうことがある
  • 敷き布団のシーツを定期的に洗っていない
  • パジャマを定期的に洗っていない
  • バスタオルは数日〜1週間以上経ってから交換する
  • シャンプーやリンスなどのすすぎ時間が短い
  • 背中が乾燥しても特にケアは行わない
  • 甘い物や脂っこいものをよく食べる
  • 栄養が偏った食事が続いている
  • 毎日ストレスを感じる
  • 睡眠不足である

あなたはいくつあてはまりましたか?

逆に言えば、これらの原因を避けることで、背中ニキビの悪化をある程度防ぐことができると言えます。
体を清潔に保って、毛穴が皮脂や汚れで詰まらないようにしましょう。肌に汚れが移らないようにタオルやシーツは定期的に交換してください。
ロングヘアの方はシャンプーやリンスのすすぎ残しにご注意を。背中に残った洗剤は毛穴詰まりを引き起こします。
栄養バランスにも気を配り、ストレスが原因でホルモンバランスが乱れないように、しっかりと睡眠を取ることが大切です。

背中ニキビは皮膚科と美容皮膚科のどっちがいい?

生活習慣を変えたりセルフケアを行っても背中ニキビが治らない、悪化した場合には、医療機関での治療をお勧めします。
皮膚科の保険診療では、背中ニキビを塗り薬や抗生剤、ビタミンA誘導体の薬などで治療します。
ただし、重症化した後のひどいニキビ跡や、黒ずみ赤みのある色素沈着のニキビ跡は、保険診療の範囲外になります。
炎症をくり返すことにより、皮膚内部でメラニンが大量に生成されて肌が黒ずんだり、ニキビ跡の消えない赤みや炎症によって皮膚の組織が破壊されてニキビ跡が残ったりした場合には、美容皮膚科(自由診療)で治療をお勧めします。

美容皮膚科治療のメリット

自由診療である美容皮膚科治療の最大のメリットは、ニキビ跡や赤み・黒ずみ(色素沈着)などの見た目を改善する治療ができることです。
また、ピーリングレーザー治療ダーマペン治療など、効果が期待される多くの治療が選択できることも大きな魅力です。
クリニックによっては、ドクターズコスメなどのホームケア製品も用意されています。
ただし自由診療は公的保険の適用外になるため、費用は保険診療に比べて高額になります。どのように肌をきれいにしたいのか、診察時に医師にご相談ください。

背中ニキビの「色素沈着(赤み・黒ずみ)」「ニキビ跡」の治し方

銀座よしえクリニックでは顔のニキビはもちろん、背中ニキビの色素沈着とニキビ跡を改善する治療を用意しています。


背中ニキビに関するよくある質問

背中ニキビがなかなか治らないのは何故ですか?
「毎日ケアをしているのに背中ニキビが治らない」のは、正しいケアができていない可能性があります。日ごろから毛穴が皮脂や汚れで詰まらないように、体を常に清潔に保つ、肌に汚れが移らないようにタオルやシーツは定期的に交換する、シャンプーやリンスのすすぎ残しに気を付けるようにしましょう。また、栄養の偏りやストレス、睡眠不足も背中ニキビの原因になります。
生活習慣を見直し、正しくセルフケアを行っても背中ニキビが治らない場合や、悪化した背中ニキビには、当院の「背中にきびコンビネーション治療」をお勧めします。
背中ニキビはどうしたら治りますか?
背中ニキビはセルフケアだけでは治りにくい場合があります。皮膚科(保険診療)で塗り薬や抗生剤、ビタミンA誘導体の薬などの治療を受けることができます。ただし、背中ニキビが重症化してしまったり、色素沈着や赤みなどのニキビ跡が残ってしまった場合は、美容皮膚科(自由診療)での治療がお勧めです。
背中にニキビができやすい人はどのような人ですか?
背中ニキビは、ストレスや睡眠不足、不規則な生活を送っている方、肌着が合ってない方や、皮脂分泌が多く毛穴が詰まりやすい体質の方は背中ニキビが出来やすくなります。男女の違いはあまりありませんが、皮脂の分泌が多い若者に多く見られます。
背中ニキビを放っておいたらどうなりますか?
背中ニキビは放置すると重症化する可能性があります。アクネ菌が増えて炎症が起きると、赤ニキビや黄ニキビになったり、痛みを感じたりします。また、炎症を繰り返すとメラニンが大量に生成されて肌がくすんだり、赤みや凸凹のクレーター肌などのニキビ跡が残ったりします。
悪化したニキビ跡は治りにくいため、放置せずにできるだけ早めに適切なケアをすることが重要です。

この記事の監修医師

銀座よしえクリニック 総院長 廣瀬 嘉恵 医師

銀座よしえクリニック 総院長廣瀬 嘉恵 医師 医学博士

  • 東京大学大学院医学研究科修了 医学博士号取得
  • 日本再生医療学会再生医療認定医
  • 日本再生医療学会代議員
  • 日本皮膚科学会会員
  • 日本美容皮膚科学会会員
  • 日本美容外科学会会員
  • 国際抗老化再生医療学会会員
  • 日本温泉気候物理医学会会員

銀座よしえクリニック 総院長
廣瀬嘉恵医師のプロフィールはこちら

Related posts