パールフラクショナルレーザーの特徴
レーザーを点状に照射することで、古い肌を新しい肌に入れ替えます。
当クリニックで使用しているEr-YSGGレーザー(レーザークリスタル)のパールフラクショナルは、皮膚表面にレーザーを点状に照射させ、皮膚を蒸散・凝固・加熱して肌を入れ替え、再生するレーザーです。
1回の治療で肌を20~25%入れ替えることができ、表皮と真皮で同時に肌再生(皮膚の収縮とコラーゲンの増生)が促され、毛穴や深いにきび跡・しわやたるみ・肌のエイジングに大変効果的です。なかでもパールフラクショナルは、バランスのとれた蒸散・凝固作用により、他のフラクショナルレーザーに比べ最小のダウンタイムで最大の効果を導き出すことが可能です。
こんな悩みはありませんか?
- にきび痕、瘢痕(はんこん)が気になる
- 毛穴の開いた脂性肌でお悩みの
- 肌質改善をしたい
- 皮膚の老化症状が気になる
- しわが気になる
- しみ、くすみが気になる
パールフラクショナルレーザー治療
コラーゲンの増加と肌のハリと引き締めのアップ
レーザーの熱でお肌を刺激することで、老化によって少なくなったコラーゲンを増加させます。パールフラクショナルレーザーは肌をドット状に穴を開け、この傷を修復しようとする自己治癒力によりコラーゲン再生が活性化され、肌の入れ替えと弾力性がアップします。
皮膚の奥深くから肌が生まれ変わる
パールフラクショナルは、1回の治療で約20~25%入れ替えることができると言われており、真皮深層部の角質を除去し、肌を再生させます。
成長因子マスクパックも使用でフラクショナル後の肌の修復を促進
成長因子マスクパックは、EGF(上皮成長因子)とヒアルロン酸、コラーゲン、8種のアミノ酸配合の美容液を含ませたシートマスクです。フラクショナルで傷ついた肌に成長因子マスクでパックすることで、肌の奥深くまで成長因子など有効成分が浸透します。
パールフラクショナルレーザーの治療の関連施術
パールフラクショナルレーザーのメリット
- 熱エネルギーによるコラーゲン新生
- 皮膚のターンオーバー促進
- 皮膚表面の強力な引き締め効果
- 光治療など他の美容医療機器に比べ、高い効果が期待できる
パールフラクショナルレーザーのデメリット
- 出力の高いレーザーなため、光治療などに比べるとダウンタイムが長い
- 当日は化粧不可
- 一時的な色素沈着の可能性がある
- 照射による、点状出血がまれに起こる
パールフラクショナルレーザーの施術詳細
- 施術時間約1時間
- 入院なし
- 術後の通院約3~4週間間隔、2回が推奨1クール
- 麻酔あり
- 術後の腫れ赤みが出るので充分な冷却が必要
- シャワー当日から可能
- 洗顔翌日から可能
- メイク翌日から可能
- 診察当日の治療その日の状況により可能
パールフラクショナルレーザーの施術の流れ
- STEP 1医師がじっくり症状について診察を行います。
- STEP 2治療前にメイクをパウダールームで落としていただき、治療の準備をします。
- STEP 3皮膚に麻酔クリームを塗り、約30分程度時間を置きます。
- STEP 4麻酔クリームを拭きとり、眼の保護用ゴーグルを付けます。
- STEP 5治療時間は20~30分程度です。
- STEP 6クーリングを行います。(同時に医療用パックを行うことも可能です。)
- STEP 7保湿クリームを塗って終了です。
パールフラクショナルレーザーのQ&A
- 治療時に痛みはありませんか?
- 麻酔クリームを塗布するため、治療中の痛みはほとんどありません。治療後、レーザーを照射したお肌から部分的に血がにじんだり、軽く火傷したようなひりひり感が続くことがあります。これは1~2日間で落ち着きます。 あまりに出血や痛みが続くような場合には、医師またはスタッフにご相談ください。
- ダウンタイム(治療後の赤みが引くまでの時間)は何日くらいですか?
- 赤みがあるのは2~3日間ほどです。レーザーを照射した部分のお肌が点状のかさぶたとなり、1週間くらいで徐々に剥がれおちていきます。※ただし、ダウンタイムには個人差があります
- お風呂はいつから入れますか?
- シャワーと洗顔は当日から可能です、出来るだけ刺激の少ない洗顔剤等を使用するようにしてください。入浴も当日から可能ですが、赤みが強く出ることがあります。当日は、軽い入浴を心掛けてください。
- 治療後に気を付けることはありますか?
- 肌が非常にデリケートになっています。日焼けや強い刺激には十分に注意してください。また、治療後に処方される保湿剤などのお薬は医師の指示通り使用するようにして、しばらく(4~5日間)はお化粧を控えるようにしてください。
- 何回の治療が必要ですか?
- 1ヵ月間の間隔をおいて、2回治療するのが理想的です。
Comment
廣瀬嘉恵先生のコメント
Cases
パールフラクショナルレーザーの症例
パールフラクショナルレーザー 両頬
銀座院
毛穴とスカーが主訴の方です。
r-YSGGレーザーの『パール フラクショナル』はバランスのとれた蒸散・凝固作用により、CO2レーザーの『エコツー』や『アンコア』、Er-YAGレーザーの『ピクセル』に比べ、最小のダウンタイムで最大のスキンリサーフェシング(肌を入れ替える)効果を導き出すことが可能で、にきび跡や毛穴治療において最強のフラクショナル・レーザーと呼ばれています。
「肌の入れ替え」の能力に加えて、さらに「たるみの引き締め」のダブル・アクション効果が可能になります。また、皮膚に熱刺激を加えることでコラーゲンを増やし、皮膚を再構築することでにきび痕のクレーターや毛穴の凹凸を平坦にする効果があります。
さらに、帯状疱疹や水ぼうそうの痕のクレーター、妊娠線に対しても効果的です。
1回の治療でもある程度の効果は期待できますが、約1か月の間隔をおいて2~3回の治療を行うケースが多いです。 照射直後、照射箇所は白く粉をふいたような状態となった後、赤みや腫れ、部分的に少量の出血が出現します。その後、点状のかさぶたとなり、1週間ほどで徐々にはがれ落ちます。目安として、ヒリヒリ感、腫れは当日から翌々日くらいまで、かさぶたの剥離は1週間後くらいまで、赤みは2週間ほど続くこともありますが、程度、期間には個人差があります。