クレーター肌治療の特徴
セルフケアで治すことが難しいニキビ跡のクレータ肌を医療的なアプローチで改善する治療です。
クレーター状のニキビ跡は、ニキビが繰り返してできる炎症によって、毛穴の周りの構造が破壊されることで起こります。クレーター肌は真皮が破壊され、肌が凸凹になってしまう状態です。クレーターとなったニキビ跡は、ニキビが治った後も目立ちやすいため気になる方も少なくありません。
クレーター状になった肌はセルフケアでは治すことが難しく、症状によっては数カ月か以上の治療が必要になります。そのため、でき始めのニキビを早い段階で治療を開始することが大事です。
当院のクレーター肌治療では、ダーマペン、フラクショナルレーザー、ヴァンパイアフェイシャルや自家培養表皮移植など、原因や症状、患者さんのご要望に合わせた最適な治療をご提案いたします。
こんな悩みはありませんか?
- ニキビ跡が気になる
- ニキビが治ったけど肌が凸凹にしている
- クレーター肌が目立ってるのが気になる
- ニキビ跡の毛穴が広がって凸凹になっている
- メイクで隠せないクレーター肌がある
クレーター肌のニキビ跡ができる原因
クレーター状のニキビ跡は、炎症したニキビの放置や間違ったニキビケア、ニキビを潰してしまうことが原因で出来ることがあります。
ニキビが炎症を起こすとアクネ菌の繁殖によって皮膚組織が破壊されます。症状が進行すると真皮層の組織も破壊され皮膚が凹み、ニキビ跡がクレーターのようになります。
真皮層は表皮層のように新陳代謝(ターンオーバー)しないため、一度ダメージを受けると修復できず、凹んだクレーター状の肌になることが原因です。
「にきび・にきび跡」には様々な症状があります。例えば、白にきび、赤にきび、黒にきび、黄色にきびやニキビ跡のクレーター肌や赤味肌、色素沈着、シミなどがあります。
クレーター肌(ニキビ跡)の種類
クレーター肌には様々なタイプがあり、皮膚の表面よりも深い真皮に発生したクレーターは、皮膚の構造そのものが変化するため複数のタイプが混在することがあります。そのため、他のニキビ跡と比べて治療が難しい場合があり、皮膚深部までアプローチできる治療を行うことが重要です。
アイスピック型クレーター
アイスピック型クレーターは2mm以下の小さな細かいクレーターで、皮膚の表面から深層部まで浸透しているタイプです。クレーターは小さく見えますが、硬い瘢痕組織が形成されており、真皮の深部まで凹みがあるため治療が難しいタイプです。
ローリング型クレーター
ローリング型クレーターは直径4~5mm以上で、真皮と筋膜が癒着しているタイプです。大きな楕円形のような形状で緩やかに凹んでいて、底面がお椀型になっているのが特徴です。クレーターの底の癒着により皮膚が引っ張られるように凹みます。凹みの瘢痕と皮膚内部の炎症性瘢痕によって、皮膚表面がデコボコした印象になります。
ボックス型クレーター
ボックス型クレーターは円形や楕円形のニキビ跡で、縁が垂直に凹んでいて周囲の正常な皮膚との境目がはっきりしています。陥没したニキビ跡の底は平らで円形部分が目立ち、メイクなどで隠しにくいのも特徴です。
原因である真皮内瘢痕は深部に存在することが多く、皮膚の厚みがある男性やニキビが大きくなるタイプの方に発生しやすい傾向があります。
クレーター毛穴
皮脂に含まれる不飽和脂肪酸という物質が表皮細胞を刺激して炎症を起こし、毛穴の周りの組織が破壊され、毛穴の出口で皮膚をえぐるように削り、すり鉢状の毛穴になります。すり鉢状の毛穴は放っておくと悪化してクレーターのような凹凸のあるニキビ跡になります。クレーター毛穴は、不適切なニキビケアや、急性ニキビによる炎症が長引くことで発生することがあります。
セルフケアでは改善しないクレーター肌(ニキビ跡)
市販のニキビ用薬や美白化粧水、美容液が多くあります。中には「クレーターを消す」と謳っているものもありますが、セルフケアでニキビ跡、クレーター肌を完全に解消することには限界があります。
クレーター肌や瘢痕になってニキビ跡の場合、真皮層がダメージを受けている状態です。真皮層はターンオーバーしないため、自然治癒だけでは完全に元通りにはなることはありません。クレーター肌の改善は、症状を見極めて、肌の状態に合った治療を受けることが大事です。
銀座よしえクリニックのクレーター肌・ニキビ跡治療のポイント
一人ひとりに合わせたにきび・にきび跡(クレーター肌)治療メニューをカスタマイズ
クレーター肌・ニキビ跡の治療は保険適用外のため、一般の皮膚科では十分な治療が難しく、また市販薬やセルフケアでの解消が難しいのが現状です。
患者さんのクレーター肌やニキビ跡の症状が様々あるように、ニキビ・ニキビ跡、クレーター肌の治療方法は、決して1つだけではありません。またニキビやニキビ跡を悪化させずに治療するためは、複数回の治療が必要になることも多々あります。クレーター肌やニキビ跡はニキビがひどくなる前にしっかり診断し、症状に合わせた治療を開始することが重要です。
当院では、診察で患者さんのお肌の状態やお悩み、ご希望をお伺いし、にきび・にきび跡治療、クレーター肌治療メニューの中から最適な治療方法をご提案いたします。
- 「ここが気になる」
- 「こうなりたい」
できるだけ詳しく
ご要望ください
患者様のお悩み・症状に合わせて
ベストな治療をご提案致します。
クレーター肌・ニキビ跡治療の方法
クレーター肌(ニキビ跡)は、ニキビの炎症が真皮層にまで及んだときにできるニキビ跡のため、市販薬やセルフケアで解消することが難しい疾患です。当院では患者さんのクレーター肌の症状やご要望に合わせて、クレーター肌(ニキビ跡)治療をご提案しております。
クレーター肌治療のメリット
- ニキビ跡、クレーター肌の改善効果が期待できる
- 肌質改善効果が期待できる
クレーター肌治療のデメリット
- 治療によっては施術中の痛み・不快感等を伴うことがある
- 治療によっては赤み・腫れ等の副作用が発現する可能性がある
- 治療によっては通院(複数回)が必要になる
クレーター肌治療の施術詳細
- 施術時間30~180分(治療による)
- 入院なし
- 術後の通院治療による
- 麻酔治療による
- 術後の腫れ治療による
- シャワー治療による
- 洗顔治療による
- メイク治療による
- 診察当日の治療可能
クレーター肌治療のQ&A
- クレーター肌(ニキビ跡)はどのくらいで治りますか?
- 皮膚が陥没した状態となるクレーター肌(ニキビ跡)は、真皮や皮下組織までダメージが及んでいるため、改善するには複数回の施術で肌の再生を繰り返す必要があります。 治療の期間はクレーターの深さや範囲、患者さんのご要望によって異なりますので詳しくは診察時にご相談ください。
- クレーターになってしまったニキビ跡は治療で解消することができますか?
- クレーター状のニキビ跡は治療が難しい状態です。少しクレーターのようになっているニキビ跡でしたら、レーザーやピーリング、ダーマペンなどの治療で解消することは可能です。ただし、重症化し深くなっているクレーター肌に関しては、症状をしっかり診断する必要がありますので、詳しくは診察時にご相談ください。
- クレーター肌(ニキビ跡)の治療は何回くらい通院が必要ですか?
- 患者さんの症状やご要望、治療方法によって異なりますが、だいたい3~6か月の通院が必要になり、2~3週間おきの治療が目安となります。詳しくは診察時にご相談ください。
- クレーター肌はセルフケアで治せますか?
- 肌のクレーターはニキビの炎症によって、毛穴やその周辺の構造が破壊され、肌内部の真皮層までダメージがあるためセルフケアだけで治すことが難しいです。
- ニキビ跡のクレーターは自然に治りますか?
- ニキビ跡のクレーターは自然に治ることはありません。クレーターは真皮層がダメージを受けている状態です。真皮層は表皮のようにターンオーバーによる再生ができないため、自然治癒だけでは完全に元通りにはなることは期待できません。
- ニキビを放置するとクレーターができますか?
- 炎症したニキビの放置や間違ったニキビケア、炎症のあるニキビを潰すなどはクレーター肌になる原因になります。ニキビによる炎症は放置せずに適切な治療を行う事で、ニキビ跡やクレーター肌を予防することができます。
クレーター肌治療の症例
プレミアムヴァンパイアフェイシャル3回
品川院 男性
プレミアムヴァンパイアフェイシャル3回
ヴァンパイアフェイシャル3回目の施術後の写真です。ニキビ跡の赤み、クレーター肌が薄くなっています。
ヴァンパイアフェイシャル
表参道院 20代女性
主訴:クレーター肌、毛穴の開き
ヴァンパイアフェイシャル1週間後のお写真です。1回の施術からクレーターの治療効果、毛穴縮小効果が出ているのが分かります。
この時点でまだ少し赤みはありますが、ダウンタイムはほとんど落ち着いています。
プラズマ治療(全顔・頬通常+ハイパワー)
大岡山院 20代男性
ニキビ跡(クレーター)改善希望の患者さんです。プラズマ全顔、頬通常+ハイパワー、各5回
両頬クレーターがかなり深く初回からハイパワー併用で施術を行い、回数と共にクレーター減少。
肌状態においても初回に比べて改善が見られる。